サンジェルマンデプレの話

サンジェルマンデプレ教会 
Église Saint-Germain-des-Prés      サンジェルマンデプレ教会


シックな6区にあるサンジェルマンデプレ教会は、フランク王国時代、542年が建造開始の年とされています。教会と僧院を中心に少しずつ街が富み、そこから’カルチェラタン’ならぬカルティエサンジェルマンデプレの歴史が始まったわけです
ここで’カルティエ’はフランス語で、Cartier;高級時計、ではなく、Quartier;地区です)。
その後、修道院は9世紀の終わりにノルマン人に破壊されたり、火事の被害にあったりしましたが、10世紀の終わりに再建、僧院部分は13世紀始めに再び建立されました。
フランス革命以後、硝石製造所として使用された痕跡が残りましたが、19世紀から修復作業が行われ、パリ市内ではロマネスク建築の風潮を残す数少ない教会です。

地下鉄サンジェルマンデプレ


教会は地下鉄Métro の出口を出てすぐ、ミサなど以外の場合は自由に見学できます。

ちなみにフランスで一番古い教会は 南部タルヌ=エ=ガロンヌ県 Moissac にある教会で、3世紀にたてられたそうです。キリスト教歴ながいんですね!

さて、素敵なのは教会をとりまく、Quartier、おしゃれなカフェやお店が立ち並びます。高級そうなブティックは入りにくいという方にお勧めなのは、地下鉄でお隣の駅にある世界最古のデパート Le Bon Marché ≪ルボンマルシェ≫ 。とっても素敵なデパートで、特に別館の食材の質、品揃え、素晴らしいんですが、、、bon marché 直訳すれば ”安価”ですが、あくまで直訳の意味、なので実際には、どうしてこの名前を選んだのか是非知りたいものです。

ところで、
フランス人は半数以上の人がカトリックと統計にあらわれていますが、実際に教会に行くなど信仰のあつい人は10%くらいではないかといわれています。
しかし!
キリスト教で不吉な日と考えられている13日の金曜日は、フランス人にも吉凶特別な意味があるようで、先週は特別に’SuperLoto’と称して金曜日にも抽選が行われました(フランスの宝くじは、自分で番号を5つ選ぶLoto方式なんですが、普段は月曜日、水曜日、土曜日が抽選日)。普段は宝くじをしない人々もかなりの数緊急購入(?)したようです。
(しかし、キリスト教にはあまり関係ないかもしれません、じつは私も、。。。結果は、ご想像におまかせします)




さて、
今回ご紹介したい発音は、

母音 (a i u e o) + s + 母音 は必ず濁って、 ズ

ain  は口を横に広げて アン 、最後は口を閉じずに息は鼻から抜けます。

     ほかに aim  in  im  と書いてあり、次に母音以外が続く場合もこの発音です。

この点と、前回の決まりを適用して発音してみると、

Église    Saint- Germain-  des- Prés

えぐりーず   さん   じぇるまん  で  ぷれ

となりませんか?

それでは練習です。以下の単語はどのような読み方になるでしょう:


bises


Élise


bain


train


faim

月桂樹の話

ゲッケイジュを日本語のウィキで調べてみると、
クスノキ科の常緑高木。
地中海沿岸原産。雌雄異株。葉に方向があって古代から用いられた。
とあります。

葉を乾燥させたものをフランス語では Laurier ≪ローリエ≫、お料理では単品でももちろんですが、 Bouquet garni ≪ブーケガルニ、パセリの茎、タイム、セロリ、長ネギの青い部分を糸で束ねたもの、煮込み料理に使われます≫には欠かせない香味です。
一口に’ローリエ’といってもいろいろあるそうで、食用として使えるのは、Laurier noble とか Laurier d'Apollon≪≪直訳すれば、それぞれ、高貴なローリエ、アポロンのローリエ≫と呼ばれる種類だけなんだそうです。

アポロン、といえば、ゼウスの息子です。狩猟の神であるアルテミスと双生児、オリンポス12神の1柱、音楽の神、拳闘の神でもあります。アポロンの聖樹がゲッケイジュなのです。
ギリシャ神話で、いくつかのお話に登場するアポロンですが、この聖樹の由来は:
大蛇を弓で射殺したアポロンが、エロースの小さな弓を笑ったことから、エロースはアポロンに愛情を芽生えさせる黄金の矢、愛情を拒絶させる鉛の矢をとダフネに撃ちます。アポロンはダフネを追いかけ続け、ダフネは逃げ続ける、。。追いつめられてダフネは自分の父に助けを求め、月桂樹に身を変じるのですが、アポロンの頼みにより、聖樹になることを認めます。それ以後、永遠の愛のあかしとして、アポロンは月桂樹の枝で月桂冠を作り、永遠に身に着けるようになりました。ちなみに、ギリシャ語でダフネは月桂樹という意味だそうです。。。。

月桂樹はギリシャやローマ時代から神聖なものとして扱われ、古代ギリシャでは、月桂冠は勝利のシンボルとして送られ、また大詩人の頭にのせられたそうです。シーザーやナポレオンの頭にのっかっている葉っぱの冠は月桂冠なのです。酒屋さんに必ずおいてあるあの日本酒の名前には、こんなハイカラな起源があったのですね!

ところで、なぜローリエのお話がしたかったかというと。。
たまに顔を合わせる、お隣のおじさんが、月桂樹をたっくさんくださったからなんです。家はアパートなので庭はありませんが、お隣さんは北の方に別宅があるそうで、お休みの日にはゆったりと、。。うらやましいお話です。何はともあれ、フランスの生活、楽しいことばかりじゃありませんが、いいこともあるんだな、と。
月桂樹束



フランス語は難しい!と思われている方が多いようです。確かに動詞の活用表などをみると’覚えることが多いなー’と感じられるかもしれません。しかし、特に発音は、例えば英語に比べると、例外がほんの少ししかないし、覚えてしまえば、らくらく読むのも夢ではありません。

例えば:

Laurier
Bouquet

の二つの単語をとってみて、。。

au と続いていたら オ と読んでください。ほかに eau もこの読み方です。
ou と続いていたら ウ と読んでください。

単語の最後にある r、 t は発音なし、と考えてください。e、 d、 s、 x も同様です。

さて、以上のことを頭に入れて次の単語はどう読むでしょうか?

De l'eau

animaux

où?

cou

C'est tout!
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Author:francaisjuku
フランス語講師のセルジュとそのスタッフが、日本のガイドブックに載っていないフランスのホットスポットや(フランス人にしか分からない)誰も教えてくれないフランス語会話のポイント、ほんとに美味しいフランスグルメ、日本では味わえないフランス生活での癒しと楽しさ、フランスの心が味わえるブルターニュ情報など興味津々のホット情報をお伝えします。

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