月桂樹の話

ゲッケイジュを日本語のウィキで調べてみると、
クスノキ科の常緑高木。
地中海沿岸原産。雌雄異株。葉に方向があって古代から用いられた。
とあります。

葉を乾燥させたものをフランス語では Laurier ≪ローリエ≫、お料理では単品でももちろんですが、 Bouquet garni ≪ブーケガルニ、パセリの茎、タイム、セロリ、長ネギの青い部分を糸で束ねたもの、煮込み料理に使われます≫には欠かせない香味です。
一口に’ローリエ’といってもいろいろあるそうで、食用として使えるのは、Laurier noble とか Laurier d'Apollon≪≪直訳すれば、それぞれ、高貴なローリエ、アポロンのローリエ≫と呼ばれる種類だけなんだそうです。

アポロン、といえば、ゼウスの息子です。狩猟の神であるアルテミスと双生児、オリンポス12神の1柱、音楽の神、拳闘の神でもあります。アポロンの聖樹がゲッケイジュなのです。
ギリシャ神話で、いくつかのお話に登場するアポロンですが、この聖樹の由来は:
大蛇を弓で射殺したアポロンが、エロースの小さな弓を笑ったことから、エロースはアポロンに愛情を芽生えさせる黄金の矢、愛情を拒絶させる鉛の矢をとダフネに撃ちます。アポロンはダフネを追いかけ続け、ダフネは逃げ続ける、。。追いつめられてダフネは自分の父に助けを求め、月桂樹に身を変じるのですが、アポロンの頼みにより、聖樹になることを認めます。それ以後、永遠の愛のあかしとして、アポロンは月桂樹の枝で月桂冠を作り、永遠に身に着けるようになりました。ちなみに、ギリシャ語でダフネは月桂樹という意味だそうです。。。。

月桂樹はギリシャやローマ時代から神聖なものとして扱われ、古代ギリシャでは、月桂冠は勝利のシンボルとして送られ、また大詩人の頭にのせられたそうです。シーザーやナポレオンの頭にのっかっている葉っぱの冠は月桂冠なのです。酒屋さんに必ずおいてあるあの日本酒の名前には、こんなハイカラな起源があったのですね!

ところで、なぜローリエのお話がしたかったかというと。。
たまに顔を合わせる、お隣のおじさんが、月桂樹をたっくさんくださったからなんです。家はアパートなので庭はありませんが、お隣さんは北の方に別宅があるそうで、お休みの日にはゆったりと、。。うらやましいお話です。何はともあれ、フランスの生活、楽しいことばかりじゃありませんが、いいこともあるんだな、と。
月桂樹束



フランス語は難しい!と思われている方が多いようです。確かに動詞の活用表などをみると’覚えることが多いなー’と感じられるかもしれません。しかし、特に発音は、例えば英語に比べると、例外がほんの少ししかないし、覚えてしまえば、らくらく読むのも夢ではありません。

例えば:

Laurier
Bouquet

の二つの単語をとってみて、。。

au と続いていたら オ と読んでください。ほかに eau もこの読み方です。
ou と続いていたら ウ と読んでください。

単語の最後にある r、 t は発音なし、と考えてください。e、 d、 s、 x も同様です。

さて、以上のことを頭に入れて次の単語はどう読むでしょうか?

De l'eau

animaux

où?

cou

C'est tout!

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Author:francaisjuku
フランス語講師のセルジュとそのスタッフが、日本のガイドブックに載っていないフランスのホットスポットや(フランス人にしか分からない)誰も教えてくれないフランス語会話のポイント、ほんとに美味しいフランスグルメ、日本では味わえないフランス生活での癒しと楽しさ、フランスの心が味わえるブルターニュ情報など興味津々のホット情報をお伝えします。

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